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フコイダンは海藻に含まれるヌメリ成分のことをいいます。
ちょっとモズクやメカブ、コンブを思い出してください。
共通して、表面にヌルヌルした部分があるかと思います。
このヌルヌルしたところが『フコイダン』なのです。
海藻の粘膜管というところから分泌されています。
フコイダンという物質は、1913年にスウェーデンのキリン氏という学者により発見されました。
今からおよそ90年前の出来事です。
しかし、フコイダンが注目を浴びだしたのは本当に最近のことで、何百年の歴史を持つビタミンなどに比べると本当にまだ新しい栄養素です。
化学的にはすこし難しい言葉ですが、【硫酸化(りゅうさんか)多糖類(たとうるい)】というものに属します。
この海藻にあるヌルヌルしたフコイダンは、海藻にとって大切なもので、海藻が潮の流れからの身を守ったり、また周囲の微生物に食べられないように自分自身を守るためのガードの役割を果たしているのです。
90年近くも前に発見されていたのですが、なかなか最近までその効能が明らかにされていなかったのは、フコイダンの難しい構造のためなのです。
どんな風に、難しいかと言いますと、硫酸化多糖類というものに属し、硫酸基(りゅうさんき)という成分を多く持っているからです。これがフコイダンの大きな特徴でもあります。
硫酸(りゅうさん)と聞くと一見怖そうですが、硫酸基(りゅうさんき)単体ではまったく無害な物質です。
単体での特質としてヌルヌル状の状態を作り出したり、保湿をしたりする事あげられます。
実は人間の胃の中にも硫酸は存在し、胃粘膜を強力な胃酸から守る働きをしているのです。フコイダンが胃に効果的な秘密もこの部分に関係しているのです。
フコイダンはがんに対して特異的に働き、がんを叩く作用が確認されるようになりましたが、現在研究段階で薬として認可がおりるまでは、膨大な研究とデータが必要なため、現在は健康食品として扱われています。 |